高知を代表するお菓子「ミレービスケット」が日本大学とコラボレーションし、15日、林真理子(はやし・まりこ)理事長が、製造する会社を表敬訪問しました。
高知市の野村煎豆加工店を訪問したのは、日本大学の林真理子理事長や大貫進一郎(おおぬき・しんいちろう)学長ら6人です。「ミレービスケット」とのコラボレーションは、野村社長が日本大学の卒業生で、2024年、交流会で林理事長と会ったことがきっかけで実現。お礼を伝えようと、15日、林理事長らが会社を訪れました。

日本大学では学生が違法薬物を使用した事を受け、去年10月、「違法薬物追放ウィーク」を啓発するオリジナルミレービスケットとリーフレット合わせて3万セットを全17学部の学生に配り、違法薬物の危険性を周知しました。商品のパッケージには、「ミレービスケット」のキャッチコピー「まじめなおかし」にあやかり、「まじめな日大生」と一歩踏み込んだ文言が入っているほか、「違法薬物いかんぜよ!」などと土佐弁で書かれています。

(日大 林真理子 理事長)
「360万回、SNS見られまして、非常にありがたく。うちの学生もアンケートで、『こういうものがあるとは知らなかった』とか『見て初めて食べたけど美味しかった』と『こんなふうにミレーちゃんからかわいく言われると本当にちゃんと言うことを聞こうと思った』といろいろ反応ありまして、とても嬉しかった」
大学は今回のコラボ商品が、学生への違法薬物周知に効果的だと考えていて、今後は、闇バイトやオンラインカジノなど犯罪から学生を守るための啓発グッズとしても検討していくとしています。