新型コロナ後遺症の国際啓発デーにあわせてイギリス・ロンドンで集会が開かれ、当事者らが支援の拡大を訴えました。
記者
「コロナ後遺症啓発デーにあわせてロンドンでイベントが行われています。会場には車いすの参加者もいます」
倦怠感など様々な症状が続く「新型コロナ後遺症」は、病気の仕組みなど明らかになっていない点が多く、治療法は確立していません。
15日に行われた集会は、歩くことや外出ができない重症患者もいることから、オンラインでも配信され、あわせておよそ300人が参加しました。
新型コロナ後遺症患者
「以前は貨物列車の運転士でしたが、仕事ができなくなり解雇されました。政府がもっと多くの研究資金を提供し、病気のメカニズムが解明されることを望みます」
新型コロナの感染拡大から5年が経つ中、イギリスではおよそ200万人、世界では6500万人以上が後遺症を抱えているとの調査結果があります。
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