アメリカ軍によるイエメンの武装組織フーシ派に対する一連の攻撃の死傷者は130人を超えました。フーシ派は報復として、アメリカ軍の空母を狙った攻撃を実施したと主張しています。

イエメンの保健当局によりますと、15日から16日にかけて行われたアメリカ軍の攻撃による死者は31人に増えました。けが人は100人以上に上っているということです。

アメリカのルビオ国務長官は、CBSテレビのインタビューで紅海などで商船を攻撃するフーシ派の脅威がなくなるまで攻撃を継続すると明言しました。

一方、フーシ派の報道官は、紅海に展開するアメリカ軍の空母に対して攻撃を行ったと主張。

「紅海とアラビア海のすべてのアメリカの軍艦を標的とすることを躊躇しない」と述べていて、緊迫した状況が続いています。