大分県内として初めて、建設業の労災死亡事故が1年間を通して1件も発生しなかったことがわかりました。

大分労働局の労働災害発生状況によりますと、去年1年間で県内の労災事故の死者数は9人で、前の年から7人減少しました。このうち、建設業については労災事故で死亡した人はいませんでした。建設業で年間を通して死亡労災事故が発生しなかったのは記録が残る1973年以来、県内では初めてです。

県内では労働局による労災防止運動や建設業労災防止協会県支部の安全衛生意識を高める取り組みが進められています。労働局は「引き続き労働災害の減少に取り組んでいく」としています。