4年前の軍事クーデター以降、内戦状態が続くミャンマーで、ミャンマー軍の戦闘機が市街地を空爆し、27人の民間人が死亡したと民主派側が発表しました。

民主派側の発表によりますと、14日、ミャンマー中部マンダレーに軍の戦闘機が飛来し、多くの住民でにぎわう市場など、市街地の一部が空爆されました。

この攻撃で、子ども6人を含む27人の民間人が死亡したほか、およそ30人が負傷したということです。犠牲者はさらに増える可能性があるとみられています。

ミャンマーの独立系シンクタンク「ISPミャンマー」は、4年前のクーデター以降、民主派武装勢力などとの戦闘を続ける軍事政権が「少なくとも162の地域で8000回以上の空爆を繰り返している」としています。