大切な場所・光市への思いを歌詞に

校歌を制作した川嶋あいさん。福岡県出身ですが、所属する事務所の社長が光市出身という縁で、何度も光市を訪れたことがあるそうです。

川嶋あいさん
「16歳のころに私の母親が亡くなって私が悲しみに暮れていた時に、光市出身の社長がご自身の実家に連れて行ってくれて、そこで1週間ちょっと滞在をして。いつも山賊に連れて行ってくれるんですけど、山賊でおいしいごはんを食べたり、山口の本当にもうすばらしいきれいな海を見たり、象鼻ヶ岬にも連れて行ってもらったりとか、本当にあの光の景色と人ですよね。あったかい人たちがたくさんいて、そこで過ごしたことで本当に悲しみが癒やされていったんです」

大切な場所・光市への思いを込めて、校歌を作ることを決めました。歌詞のテーマは「自分自身を信じること」です。

川嶋さん
「これから誕生する大和小学校の子どもたちが、本当にいくつもの壁とか困難なことにきっと直面する場面があると思うんですけど、大人になっていくにつれて。その時に、どんなことがあっても最後には自分を信じ続けて。自分の可能性を信じてほしいっていう気持ちを込めて、前向きな歌詞で書いていきましたね」