昭和の面影が色濃く残る青森県弘前市のスナック街。2020年にホテルとして生まれ変わって幅広い世代に愛される施設に。全国旅行支援が始まったことで注目度が高まっています。
弘前市の繁華街、新鍛治町で約半世紀、歴史をつないできたグランドパレス1号館。

その2階に2020年、オープンしたのが「GOODOLDHOTEL(グッド・オールド・ホテル)」です。

一歩中に足を踏み入れると、独特の雰囲気に包まれます。

※高山基彦キャスター
「『愛人』という思わず目を引く看板、そしてその奥には『スナック・クイーンナイト』というスナックの看板が並ぶこちらのフロアはなんとも昭和にタイムスリップした気持ちになります」

常連客は思わず、「ただいま!」と言いながら、あけたくなるドア。

残念ながらなかには、馴染みのママの姿はないものの、モダンな造りの部屋になっています。こうした昭和の面影を色濃く残すスナック11店舗が改装され、泊まれるようになりました。
手がけたのは中古不動産の開発や販売をする大阪府の企業、キンキエステートです。
※キンキエステート営業部長 野村昇平さん
「うわ~って思うより、おもろいなというのが最初のインパクト。もはや『エモい』と、今風にいうと。立地もですしストーリーというか背景にあるお話なんかも聞いててすごい魅力ある場所だな」
