新井新監督
「気をつけないと、行ってしまいそうなので、ぶわっと気持ちが上がってしまって行ってしまいそう…。そこを抑えないといけないなとは思っている」

青山
「ファンとしては、行ってしまってほしい。新井新監督として、伝説の”これ”(拳を天に突き上げるポーズ)が見たいです!」

新井新監督
「もう現役ではないので、ダッシュというのはかなりのリスクを伴う。ダッシュしてポキっときて、足を引きずっていたらそれこそ笑いものになる(笑)」

坂上
「ビックリしたのは、『1.監督になるのが夢だった?…(×)』これが夢というのではなかった?」

新井新監督
「そういう風に言う人もいるが…、自分は現役のときから今まで、それを夢、目標にという考えはなかった。球団から声をかけてもらったときは、ビックリした」

青山
「我々ファンもビックリしたが、新井さんもビックリ?」

新井新監督
「本人がビックリしていますから(笑)」

中根
「決断は早かったんですよね?」

新井新監督
「会見でも少し話したが、カープに育ててもらって、僕自身は一回外に出ているのに、また『戻ってこい』と言っていただいて、最後には3連覇もさせてもらっているので、本当にカープには大きな恩がある。その球団から頼むと言われて、(断るという)選択肢はないですよね、普通。断るという選択肢を自分には持ち合わせていなかったというか。そんな大きな恩があるカープにお願いされたら、自分は『わかりました』しかないという意味ですね。」

坂上
「選手側からすると、選択肢なしでノー文句で、新井第20代監督が帰ってきた。帰ってくるとセットで猛練習がついてくるかもしれない。新井さんと同じ猛練習って…『6.現役時代の自分と同じくらい練習させる?…(○と×どっちも)』」

新井新監督
「私が入団した20年以上前とは、いまは時代が違うので、トレーニングひとつとっても多様化しているし、年々、理論もアップデートされている。まずはケガをしないようにリスク管理は大切だと思う。しかし、あくまで自分の経験上、ケガをしないように、ケガの一歩手前まで追い込むんですよね。ケガをしたら元も子もないので、そこは一番ケアをしていかないといけないと思っている。私は身体がすごく強くて、それだけが取り柄だった。でも、自分が現役のときと同じような練習量をいまの若い選手たちがやって、果たしてケガをしないのかを考えた時にクエスチョンマークだった。それでも、量もしっかりとやらないと…。また若い楽しみな選手はいっぱいいます。彼らに言いたいのは、『ケガはしないように…』だけど、ケガの寸前まで、追い込んでもらいたいなと思っています。」

坂上
「新井さんには、我々の総力を結集した10の質問に答えていただきましたが、実は、もっといい質問があるのではないか?ということで、会見後、他メディアにも、ほかに聞きたかった質問を募りました!」