島根県の丸山知事が文部科学大臣の反論に対し、語気を強めて批判しました。
中央教育審議会の委員の人選を巡る島根県の丸山知事の批判に対し、阿部俊子文部科学大臣は、14日の閣議後の会見で「今後の教育政策のあり方を審議していくために、幅広い意見を取り入れる体制とした」などと説明しました。
丸山知事は12日の定例会見で、国立大学の授業料値上げが持論の慶応義塾大学塾長が、中教審の委員に加わったことについて、授業料の値上げの議論が進む可能性があり、多額の国費をかけた異次元の少子化対策と矛盾する政策で、努力が水泡に帰すなどと批判していました。