いわゆる「闇バイト」に応募し犯罪に加担してしまう若者を減らそうという取り組みです。仙台市内の大学生が「闇バイト」への注意喚起の動画を制作し宮城県警から14日、感謝状が贈られました。

県警から感謝状が贈られたのは仙台白百合女子大学人間発達学科3年の高田莉穂さんと谷田部あすみさんです。高田さんらは、大学のゼミ活動の一環でSNSなどで犯罪の実行役を募集するいわゆる「闇バイト」への注意喚起の動画を制作しました。動画では、「闇バイト」の募集に多用される文言を紹介しているほか、極端な高額報酬をうたう募集の場合は「闇バイト」を疑ってほしいと呼びかけています。

仙台白百合女子大学人間発達学科3年高田莉穂さん:
「自分たちと同じ年代の人が、私たちの声や言葉で伝えたことで、一歩踏みとどまってくれたら」

今回制作した動画は、県警生活安全企画課のYouTube公式チャンネルで来週にも公開されるほか、今後、県内の高校や大学などに提供されるということです。