新幹線の開業で「県内での就職者数は右肩下がりで…」

新幹線の開業で首都圏とのアクセスが格段に向上したことで、若者の県外流出を加速させた可能性があるとの見方もあります。
北陸経済研究所の倉嶋英二さんは「まだ検証しきれていないが、新幹線の開業前後から若者の首都圏への就職が右肩上がりで増えている。一方で、富山県内での就職者数は右肩下がりで減っている」と指摘します。

富山大学の学生の卒業後の進路をみると、関東への就職が増加傾向にある一方で県内への就職が年々減少しています。新幹線開業で新たな課題も生まれています。