最後の登校日に思い出を刻みました。3月末に閉校する宮城県石巻市の3つの小学校で、14日修了式が行われました。
このうち石巻市立中津山第二小学校の修了式では、在校生78人の代表に修了証書が手渡されました。児童2人が新しい学年の抱負を発表しました。

1年 鹿又楓さん:
「私に学校のことを優しく教えてくれた中津山第二小のお兄さん、お姉さんのように私も(新入生に)優しく教えてあげられる2年生になりたい」
中津山第二小学校は、児童数の減少などにより3月末に閉校し、同じ桃生地区にある2つの小学校と統合されます。春休み中に引っ越しなどをするため、石巻市の他の学校より10日早く修了式を行いました。

児童:
「閉校式もありあっという間だった。中津山第二小の良さを(新しい)桃生小でも続けていきたい」
「悲しいところもあるけどワクワク、ドキドキするところもあり、(新しい)桃生小がどんなところかも楽しみ」
教室に戻ると通信票が手渡されました。4年生のクラスでは、それぞれの長所も添えられました。

4年生の担任:「ふんわりと穏やかな空気はいつもみんなに安心感を与えてくれる。音楽のセンスはばっちり。髪型や服装は自分に似合うものを分かっていてセンス良し。大好きだよー」
「ありがとう中二小」最後に全員で風船を飛ばし、151年の歴史が詰まった学び舎に感謝と別れを告げました。