地元の川に愛着を持ってもらおうと、大分県日田市の小学校で川づくり教室が実施され、子どもたちがアユの放流を体験しました。

おととし7月の豪雨で被災した日田市の小野川では、地元の小野小学校の全校児童22人が参加して川づくり教室が開かれました。

災害復旧工事を進めている県の日田土木事務所が企画したもので、魚が住みやすいように環境に配慮した川づくりを実施していることなどが紹介されました。また、子どもたちは大きく成長するよう願いながらおよそ1500匹のアユの稚魚を放流しました。

(児童)「アユがかわいく頑張って泳いでいるところが面白かった」「つかんでぽんって入れるのが楽しかった」「たくさんアユがいる川になってほしい」

被災した小野川では、護岸の改修や川幅を広げる工事が進められていて、来年度中にはほとんどの工事が完了する見通しです。