いわゆる「闇バイト」による犯罪が社会問題となるなか、群馬県ではきょう、県知事と警察本部長が「闇バイト」撲滅宣言を行いました。

群馬県 山本一太 知事
「群馬県と群馬県警は互いに協力して、闇バイトを撲滅することをここに宣言いたします」

去年8月以降、首都圏を中心に頻発している闇バイトによる強盗などの犯罪が「体感治安」を悪化させ、県民が不安になっているとして、群馬県と群馬県警察本部がきょう、「闇バイトの撲滅」を宣言しました。

群馬県庁では、山本一太知事と倉木豊史警察本部長が闇バイトを「探さない」「応募しない」「実行しない」の3つの原則を読み上げました。

群馬県では去年、SNS上で「闇バイト」に応募して特殊詐欺に荷担したとして15人が摘発されていて、うち10代と20代があわせて10人と若い世代が目立ちます。

今後、県警ホームページの闇バイト特設ページなどを通じて注意を呼びかけていくということです。