進学や進級を機にスマートフォンを手にすることが多い中高生などに、SNSの危険性やインターネットの安全な利用を呼びかける啓発活動が高知市で行われました。
JR高知駅で、SNSの危険性やインターネットの安全な利用を呼びかけたのは、県立岡豊高校、春野高校の生徒や警察官らおよそ30人です。進学や進級を機にスマートフォンを手にすることも多い中高生に、安全に利用するためのフィルタリング機能や、闇バイトの危険性を伝えようという取り組みで、啓発ポスターは高校生がデザインしました。

県警によりますと全国で、SNSをきっかけに未成年が被害にあったケースのおよそ9割が、フィルタリング機能を使っていなかったといい、悪質なサイトへの接続を防ぐフィルタリング機能を適切に使うことが大切だといいます。
(ポスターをデザインした高校生)
「ここに描いているのは女子高校生なんですけど、若い人たちがSNSなどの詐欺に遭わないようにとの思いを込めて描きました」
(ポスターをデザインした高校生)
「高校生の方が(啓発物を)多く取ってくれたのでうれしいです。インパクトがあるので少しでも印象に残ってもらって詐欺を防げたらいいなと思います」

県警は「トラブルに巻き込まれた際はネット上の『誰か』ではなく警察や身の回りの信頼できる大人に相談してほしい」としています。