自民党山口県連所属の元衆議院議員・杉田水脈さんが、党公認で、夏の参院選に比例代表で立候補することを表明しました。
杉田水脈さん
「自由民主党から全国比例区で公認をいただきました」「山口県を拠点に全国比例、戦ってまいりたいという風に思っております」

元衆議院議員で、自民党山口県連の顧問を務める杉田水脈さんが参院選・全国比例への出馬を表明しました。
安全保障や観光、子育て支援に力を入れるとしています。
旧安倍派に所属していた杉田さんは、1564万円の政治資金収支報告書への不記載を巡って、6か月の「党の役職停止」の処分を受け、去年の衆院選出馬は見送る形となりました。
国会の政治倫理審査会での弁明はしていませんが公認を受けるに当たっての自民党の面談で記者会見やYouTubeで説明責任を果たし、地元の理解を得ていると主張したということです。
当選した場合の政倫審への出席については、「党の指示に従いたい」と述べました。また、過去のアイヌ民族や在日コリアンへの差別的言動で2023年、法務局から人権侵犯を認定されたことについて、杉田さんは「要請などの措置を受けてないことから、(人権侵犯)認定には当たらない」との認識を示しました。