ノロウイルスなどによる長野県内の感染性胃腸炎の患者数が前の週より増加し、県は感染予防を呼びかけています。

県内で9日までの1週間に確認された感染性胃腸炎の患者は、1医療機関あたり9.31人で前の週より2.31人増えました。

保健所別では伊那、松本市、長野市などが多くなっています。

全国的にも、感染性胃腸炎の患者が多い状況が続いていることから県は石けんでの手洗いなど感染予防を呼びかけています。

一方、長引くせきが特徴の百日ぜきも1週間で11件の届け出があり、特に生後半年以下の乳児が感染すると重症化するおそれがあるため注意を呼びかけています。

また、インフルエンザの感染者数は1医療機関あたり4.28人で前の週より1.81人増加しました。