杜の都仙台のシンボル、ケヤキ並木を伐採です。定禅寺通のケヤキ並木のうち、根や幹が腐って、回復の見込みがない5本を伐採する作業が行われています。

定禅寺通のケヤキの伐採作業は、10日から始まっていて、12日は、高所作業車を使ってケヤキの太い枝をチェーンソーで切り落とす作業が行われました。

ケヤキの樹齢は80年で、高さが約20メートル、幹回りは約1.6メートルあります。仙台市は、2023年定禅寺通のケヤキ166本すべてを対象に状態の調査を行いました。その結果、5本はキノコの繁殖などにより、根や幹が腐り5段階の基準で悪い方から2番目の「不健全に近い」で、回復の見込みがないことから伐採するものです。

仙台市青葉区公園課 降幡賢太郎課長:
「定禅寺通といえば杜の都仙台のシンボルであり、代表する景観なので、今まで引き継いできた財産を守っていくように管理を進めていきたい」

ケヤキの伐採は、3月末まで行われる予定です。植え替えの時期については、定禅寺通の再整備工事の進捗を踏まえて検討するということです。