河原学園の専門学校の合同卒業式が12日、愛媛県松山市内で開かれ、およそ1000人が社会へと旅立ちました。

愛媛県民文化会館で開かれた卒業式には、河原学園10校の専門学生およそ1000人が出席しました。

式では、それぞれの校長から代表に卒業証書が手渡されたあと、河原成紀理事長が「周囲への感謝を忘れず、目標に向かって努力を惜しまず、これからの人生を歩んでほしい」と激励の言葉を贈りました。

そして卒業生を代表し、大原簿記公務員専門学校愛媛校の栗林美七海さんが答辞を述べました。

卒業生代表 栗林美七海さん
「まだまだ未熟な私たちですが、河原学園で得た学びや経験を糧にして力強く前に進んでいきます」

卒業生たちは、社会人としてそれぞれの道を歩む決意を新たにしていました。

卒業生(アパレル業界へ)
「社会人になるということで、緊張と、ほろ苦さといろいろ噛みしめている。将来的には本社に入ってその会社を変えていきたい」

「やっぱり学費。払ってもらって親に感謝いっぱい。ホテルで就職する。とりあえず3年は頑張りたい」

「いろいろな人を笑顔できるスイーツを作れるパティシエになりたい」

「看護師として就職が決まっていて、素直に患者さんの気持ちに寄り添ったり、上下関係も職場にはあると思うが若いうちは気難しい人に付いて行って、スキルをあげていきたい」

河原学園によりますと、卒業生の就職内定率は99.3%だということです。