県内有数の葉タバコの産地である五島市で苗の植え付けが始まりました。ことし1月から育て10cm程になった苗を畑に植えつけます。

葉タバコは五島市の基幹作物の1つで今年は36戸の農家およそ67へクタ-ルで栽培しています。五島市長手地区の道脇実喜夫さんの畑でも5月から7月の収穫に向け、家族総出で移植機を使いながらテンポよく植えつけていきます。

(道脇実喜夫さん)「育苗期間を例年より3日から4日長く育てたので、粘りが良くて良い苗です今年は。」

西九州たばこ耕作組合によりますと今年下五島地区では、およそ180トン、金額でおよそ3億5千万円の生産を目標にしています。