「教員の働き方改革」で指摘です。

長野県の包括外部監査人は、11日、2023年度の監査結果を阿部知事に報告しました。

今回は学校教育が監査のテーマで、9つの県立中学・高校の教員のうち19人が、年間1200時間を超える時間外勤務を行っていたと指摘しました。

このうち2人は1700時間を超えていたということです。

また5つの学校では、およそ半数の教員が、時間外勤務の上限となる年間360時間を超えていました。

県内の小中学校の平均の時間外勤務時間は減少してきているものの、監査報告では一人ひとりの勤務時間についても注視していく必要があると指摘、「スピード感を持って改革を進める必要がある」と意見しています。