当時高校生の長女に性的暴行を加えたとされる父親の第2回公判が11日開かれ、性被害を受けた長女が、初めて性的暴行を受けたときは「絶望的、終わったな…人生が終わったと感じた」と振り返りました。

当時高校生だった長女に性的暴行を加え準強姦の罪に問われているのは、富山県黒部市の無職、大門広治被告(53)です。

起訴状などによりますと大門被告は、2016年8月ごろ、当時高校生だった長女に、抵抗できない状態と知りながら性的暴行を加えたとされています。

長女の福山里帆さん(25)は、これまで実名を出し被害を訴えていて、11日午前10時から富山地裁で始まった第2回公判で証言台に立ちました。

このなかで福山里帆さんは、検察側の質問に対し、初めて性的暴行を受けたとき「絶望的だな、終わったな…人生が終わったなと感じた」と当時の心境を振り返りました。