宮城県気仙沼市の東日本大震災遺構・伝承館から今の様子を伝えてもらいます。

村上晴香アナウンサー:
14年前、雪が降りしきる寒い1日だった宮城県気仙沼市。今日はすっきりと晴れて日差しの暖かさを感じられます。こちらは、気仙沼市の東日本大震災遺構伝承館です。

かつて、気仙沼向洋高校の校舎だったこの建物には、12mにも及ぶ津波が4階部分まで押し寄せたものの、校舎にいた生徒約170人や教職員らは避難して、全員無事でした。

この伝承館は校舎を震災当時のまま保存し、その被害の大きさ、津波の恐ろしさを後世に伝えるものとして、2019年に開設されました。

今日も全国からたくさんの人が訪れて手を合わせています。以上、東日本大震災遺構伝承館から中継でお伝えしました。