道に迷った高齢の男性を助けた会社員の女性に警察から感謝状が贈られました。
感謝状を贈られたのは、平生町の会社員 長谷岡愛さん(31)です。
長谷岡さんは1月17日午前1時すぎ、光市内を車で走っていたところ手を振っている男性(80代)を見つけました。
車を止めて声をかけると、男性が「道が分からなくなった。家の住所も分からない」と話したことから、警察に通報。
警察が到着するまでのおよそ30分間、男性を自分の車に乗せて話をしながら見守りました。
1月の未明で気温が低く、男性を見つけた現場周辺には街灯もなかったため、事故につながる危険もありました。
男性にけがはなく、無事、家に帰ることができたということです。
長谷岡 愛さん
「怖いとか本当に無くてですね、心配がとにかく強かったので。もちろん勇気も必要なことだと思うんですけど、やっぱり助けが必要な方にはしっかり手を差し伸べて守っていけたらなと思います」
光警察署の加藤工署長は「勇気ある行動に感謝する」とたたえました。