通園バスの運用について、大分県内のほとんどのこども園などでは安全管理に取り組む一方、マニュアル化は進んでいないことがわかりました。

静岡県で通園バスに園児が置き去りにされ死亡した事故を受けて、国は全国一斉に緊急点検を実施。大分県内ではバス送迎を行っているこども園や幼稚園など97施設を対象に調査が行われました。

その結果、こどもの所在確認が必要な場合の職員間の情報共有や対応策は9割以上が常に行っていました。また、バス乗降時の子どもの人数確認は8割以上が実施していました。一方で国が進める安全管理のマニュアル化は半数程に留まっているほか、国が義務化の方針を示している安全装置については設置している施設はありませんでした。