宮城県内で1万人以上が犠牲となった東日本大震災の発生からきょうで14年です。被災地では、早朝から鎮魂の祈りが捧げられています。

仙台市若林区荒浜の海岸には、早朝から多くの人が訪れています。14年前の震災では、この海岸も津波に飲まれました。訪れた人たちは、震災で犠牲になった人たちを偲び鎮魂の祈りを捧げていました。

肉親亡くした男性:
「残された人たちを守ってほしいと手を合わせた」
震災当時に会社で被災した男性:
「この地域で穏やかに生活できますように、身を守る行動は、ずっと忘れられないし、伝えていきたい」

宮城県のまとめによりますと、東日本大震災で県内では、2月末現在、関連死を含め1万571人が死亡、1215人が行方不明となっています。

あの日から14年。県内は、きょう1日各地で追悼の祈りに包まれます。