「ご飯やさんがあまりない」被災地で始めたキッチンカー
高校卒業後に始めたのが、相双地域を拠点にしたキッチンカーです。被災地では、食堂などは少なくお昼ごはんを食べられる場所は少ないのが現状です。
大和田さん「まだご飯やさんがあまりなくて、昼飯もコンビニだというのを聞いていたので」
「食を通して、にぎわいを作りたい」。大和田さんは、鍋とハンドルを握りました。兄・彰吾さんと祖母・幸子さんの協力を得ながら、お弁当を準備をします。
兄・彰吾さん「(洸翔さんは)社交的ですね。色々なところに、色々な人に話しかけていく」

大和田さん「きょうの配達は5、6件くらいですかね。富岡町とか大熊町とか震災当時知らなかったので、(被災のあとが)残っているじゃないですか。こんなにひどかったんだなと」
大和田さんの弁当は、好評です。
弁当を購入した人「ホッケは肉厚ですし、ご飯が多め、なおかつ冷めてもおいしいんですよ。(この付近は)年齢が高い層ですので、若い人が来ていただけるとリフレッシュというか新鮮で活力になる」
