雪下ろしをしていて屋根から転落するなど、この冬の雪による死者が長野県内で5人に上ることが、消防庁のまとめでわかりました。
消防庁が、10日に発表した「今冬の雪による被害状況等」によりますと、2024年11月1日から2025年2月28日までの間に、県内で雪に絡んで亡くなったのは5人で、大けがが11人、軽いけがをした人は29人でした。
全国では、新潟県で13人、北海道と青森県でそれぞれ9人など、長野県を含む12の道と県で、あわせて60人が亡くなりました。
このほか、21の道と県で、合わせて1003人が重軽傷を負いました。
県内では、2月10日に山ノ内町で、雪下ろしをしていた85歳の女性が、屋根から転落して死亡するなどの事故が起きていますが、この事故を含め、亡くなった60人の内訳は、雪下ろしや除雪作業中の死者が45人と最も多く、次いで屋根からなどの落雪で11人が死亡しました。
一方、全国の住宅への被害は、全壊が5棟、半壊が16棟など合わせて305棟に及んでいます。
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