米軍嘉手納基地に配備されている無人偵察機「MQ-9」が10日午前、滑走路で立ち往生し、消防車両が出動するなど一時騒然となりました。

目撃者によりますと10日午前9時頃、嘉手納基地の南側滑走路で離陸しようとしていた米空軍の無人偵察機「MQ-9」が、途中で離陸を取り止め緊急停止したということです。

その際エンジン付近から白い煙が出るのが目撃され、消防車両などが出動して一時騒然となりました。「MQ-9」は機体の燃料を抜くなどの作業が行われた後、午後1時過ぎに車両に牽引されて格納庫へと戻りました。

嘉手納基地には一昨年10月、空軍の「MQ-9」が配備されたほか、去年8月からは海兵隊の「MQ-9」も一時的に展開されています。