長野冬季オリンピック™やパラリンピックの際の選手や観客の移動の円滑化を目的に、1995年に開通した志賀中野有料道路が、3月16日から無料化されます。
志賀中野有料道路は、中野市七瀬と中野市栗林を結ぶ、トンネル1つを含む全長およそ2.6キロの片側1車線の有料道路で、中野市街地の混雑を避けて、長野地域と長野オリンピックのアルペン競技の会場となった山ノ内町の志賀高原を、より短時間で結ぶ道路として、1995年の3月16日に開通しました。

通行料金は、当初、軽自動車が260円、普通車が320円、大型車が470円などでしたが、2004年から午前6時から午後10時までに限って軽車両などが30円、その他の車種は100円となり、2024年11月までに4541万台が利用しました。
供用開始から30年になることから、当初の計画通り、3月16日の午前0時から無料となります。
県道路公社によりますと、総事業費は93憶8000万円で、2024年12月までの料金収入は、54億5000万円でした。
県内では、白馬長野有料道路が、2月16日に無料化されていて、残る五輪大橋有料道路も2026年12月25日以降に無料化されることになっています。