青森県内の2月の倒産件数は4件、負債総額は7億8000万円あまりで前の年の同じ月と比べ減少しましたが、破産申請の準備に入っている企業が4件判明していて、倒産動向は引き続き増勢を強めていています。

民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、2月に県内で倒産した企業は4件、負債総額は7億8700万円となりました。

いずれも2025年1月や前の年の同じ月と比べて減少しています。

一方で、食品スーパーを展開していた「スーパー藤原」など、2月までに事業を停止し、破産申請の準備に入っている企業が4件判明していて、倒産動向は引き続き増勢を強めています。

今年度の倒産件数はすでに2024年を大きく上回る73件に上っていて、2010年度以来14年ぶりの80件超えに迫っています。