山口県萩市の市長選挙が告示されました。
現職と前の市長、新人の3人が立候補し、三つどもえの選挙戦が始まりました。
萩市長選挙に立候補したのは
元萩市長の藤道健二さん。
現萩市長の田中文夫さん。
命と生活を守る萩市民の会の新人、佐々木信夫さんの3人で、三つどもえの選挙戦となりました。
藤道さんは市民の安心のために速やかに中核病院の構想を打ち出すとし、国や県と連携しながら、小郡萩道路、山陰道の事業を進めると訴えました。
田中さんは市長としての実績を強調し小中学校の給食無償化の継続など子育て世帯への経済支援や、70歳以上のバスや離島船の運賃の無料にするとしています。
佐々木さんは、「中核病院は赤字を伴う」と批判して設置を阻止すると訴えたほか、ほかの候補がともに自民党員であることに触れ、「選択肢が必要」としました。
人口減少や医療体制などの萩市の課題について論戦が始まりました。
投票は16日で、即日開票されます。