来年度から別の小学校と統合される仙台市の実沢小学校で9日、閉校式が行われました。

閉校式には、児童や卒業生らおよそ150人が出席しました。実沢小学校は児童数の減少に伴い2021年度から休校していて児童は統合先の根白石小学校に通っています。式では児童代表が感謝の言葉を述べました。

児童代表・石川結惟さん(5年)「152年の間、私たちにたくさんの思い出を届けてくれた実沢小学校。お疲れさまでした。そしてありがとうございました。」
実沢小学校は1873年(明治6年)に開校しピーク時には全校児童が291人いましたが休校前の2019年には7人にまで減少していました。

実沢小を卒業した女性「寂しいですね。行事は何でも参加して、楽しんできたから」
式の最後には校旗が返還され152年の歴史に幕を閉じました。