サッカー明治安田J1・アルビレックス新潟は8日、ホーム・デンカビッグスワンスタジアムで東京ヴェルディと対戦し、2対2で引き分けました。

試合が動いたのは前半10分でした。新潟はセンターバックとボランチの間のスペースを使われると、ヴェルディFW染野唯月のスルーパスに反応したFW木村勇大にゴールを許し、先制点を奪われます。
その後も新潟は細かなズレが目立ち、相手のボランチに自由を許す展開。押し込まれる時間帯が続きますが、ピンチをしのぎます。
30分を過ぎると、ようやく新潟の時間帯に。MF長谷川元希やFW矢村健が攻撃を仕掛けます。すると42分でした。中央からMF秋山裕紀の浮き球のパスを相手選手がヘディングでクリア。このボールをMF長谷川がダイレクトでシュートを決め、同点に追いついて前半を折り返します。

後半もいい流れを続けた新潟は13分でした。コーナーキックからこぼれ球にDF舞行龍ジェームズが体を投げ出してシュート。これが決まって新潟が一歩前に出ます。
しかし、30分でした。セットプレーから最後はヴェルディDF綱島悠斗に同点弾を決められます。
その後はDF稲村隼翔が負傷交代となるなど、厳しい戦いも2対2の引き分けで、今季初勝利とはならなかった新潟。開幕5試合を3分2敗で終えました。