北朝鮮メディアが、来週から実施されるアメリカ軍と韓国軍の大規模な合同軍事演習を非難し、「代価を払うことになる」と警告する論説記事を報道しました。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は7日に報じた論説記事で、アメリカ軍と韓国軍が来週10日から行うと発表した大規模な合同演習「フリーダムシールド」について、「侵略的、脅威的な性格を増幅させている」と非難しました。

さらに、「対応は避けられない」としたうえで、「敵国は我が国の最も強硬な対応を注文した代価を払うことになる」と警告しました。

一方、朝鮮中央通信の記事について、韓国統一省の報道官は「合同演習があるたびに緊張が高まる責任を転嫁し、逆に我々を脅かす強引な主張を繰り返してきた」と指摘。「合同演習は自由を守る防御訓練だ」と強調しました。