「モペット」と呼ばれる「ペダル付き電動バイク」をご存じでしょうか。オンラインでも簡単に購入することができますが、運転免許が必要です。新潟県内ではこれまでに無免許で「ペダル付き電動バイク」を運転した疑いで5人が摘発されていて、警察が注意を呼びかけています。
今年1月、新潟市中央区久蔵興野の歩道で、無免許で「ペダル付き電動バイク」を運転した疑いで、新潟市中央区に住む20代の女性会社員2人が書類送検されました。ヘルメットも付けず、ナンバープレートもなかったということです。

【記者リポート】
「こちらが書類送検された2人が乗っていたものと同じ型のペダル付き電動バイクです。ペダル付近にはバッテリー、そしてアクセルもついています」

価格は10万円台のものもあり、自転車販売店のほか、ネットでも簡単に購入可能で若者を中心に人気となっています。

一般的に「モペット」と呼ばれるペダル付き電動バイク。手元のアクセルをひねって走行するため、一般原付以上の車両に当たります。

【県警交通指導課 近藤芳靖 特命取締補佐】
「当然、原付の免許、あとはナンバープレートの表示、あとは自動車損害賠償責任保険、いわゆる自賠責に入る必要があります」
また、ヘルメットの着用が必要です。
一方で今回、書類送検された2人は電動走行ではなく、ペダルを漕いで自走していたということですが、「ペダル付き電動バイク」を運転する際は、いかなる場合でも「運転免許」が必要だということです。

【県警交通指導課 近藤芳靖 特命取締補佐】
「法律をしっかり知っていないと無免許運転などの道交法違反をしてしまったり、大きな事故を起こしてしまう可能性があります。しっかりと調べて購入、運転をしてもらいたい」
警察は、基本的にアクセルを使って運転する車両は、「運転免許」が必要だとして注意を呼び掛けています。