本拠地に腰を据えるホークス
ホークスが所属するパ・リーグ6球団について、ここ3年のオープン戦で、本拠地での試合数は以下の通り。
●ソフトバンク 12・11・11
●日本ハム 7・8・9
●ロッテ 9・8・8
●楽 天 0・0・0
●オリックス 9・9・8
●西 武 9・7・7
※数字は左から、おととし・昨年・今年の順
ホークスは、いずれもリーグ最多であり、毎年のようにかなりの数の試合を本拠地・みずほPayPayドームで組んでいる。
この傾向は、球団が福岡に移転して5年目の1993年、つまり当時、福岡ドームが完成してから続いている。
パ・リーグでは4球団が屋根付き球場本拠地

12球団の1軍キャンプ地は宮崎県と沖縄県。ホークスの本拠地・福岡は、その後の移動を考慮すると、キャンプ直後からオープン戦を組みやすいのかもしれない。
例年、3月上旬から、ホークスは本拠地で試合を組んでいる。
また、パ・リーグは、6球団中4球団が屋根付き球場を本拠地としているためか、オリックスや西武、日本ハムも、試合中止の可能性が低い本拠地球場での開催が比較的多い。
楽天はキャンプが終わっても仙台が遠い
これに反して、本当に気の毒なのは楽天だ。
ここ数年、オープン戦を地元・仙台で開催した記録は無い。主催試合はあっても、倉敷や静岡での開催が多い。
2009年に2試合、仙台で開催した記録があるが、やはりこの時期の東北、まして屋外球場はまだ寒いため、選手や観客のことを考えると、楽天モバイルパーク宮城では開催しづらいのは仕方がないところか。