感染性胃腸炎“トイレでスマホ”要注意

子どもだけでなく大人も注意が必要です。感染性胃腸炎が増えている背景について厚生労働省は、「各地の飲食店などで起きている食中毒もひとつの要因として考えられる」としています。

大阪・河内長野市ではミシュラン掲載歴もある日本料理店「喜一」で、2度にわたってノロウイルスによる食中毒が発生。

食中毒は2025年に入ってから、飲食店、グルメイベント、弁当店のほか、旅館、高齢者施設でも発生。いずれも患者からはノロウイルスが検出されました。

ノロウイルスの特徴の一つは、アルコール消毒が効きづらいということです。

保健師
「予防としてはしっかり手洗い石けんと流水による手洗いをしていただくことが一番大事」

もう一つの対策は、スマホの使用場所。ある場所では、スマホに触らない方が良いと言います。

クリニックばんびぃに 時田章史院長
トイレの中でスマホを使うケースが多いと思うが、吐いたり下痢したりという意味では、トイレの中が一番汚染されやすいので、トイレの中でのスマホの使用はもう避けた方がいいと思う。(感染性胃腸炎に)久々にかかったとか、初めてかかった大人の方でも激烈な症状で、辛くなってしまう場合もある」