長崎市の銭座小学校で6日、卒業生の被爆者を招いた平和学習会が開かれました。
爆心地から1.5キロの銭座小学校。校内には、22年前に寄贈された被爆瓦や生活用品などが展示されています。

寄贈者は、銭座小の卒業生で被爆者の竹下芙美さんです。被爆遺構を残す活動を続けている竹下さんは、1996年に整備工事中だった爆心地公園で、これらを掘り出しました。中には、小さな子どものものと思われる骨もあったと言います。その時の思いを5年生に語りました。

卒業生の被爆者 竹下芙美さん(83):
「小さな頭の骨には、歯が5、6本残っていました。早くこの子たちを助けてあげたい…涙が止まりませんでした。こんな思いは二度とさせたくない。そう願いながら、一生懸命掘りました」
今回の平和学習を企画したのは、資料が寄贈された当時、銭座小に通い、竹下さんの話を聞いた林田光弘さんです。

卒業生・平和学習講師 林田光弘さん(32):
「小学生の時に聞いて、断片的に強く印象に残ったシーンが僕の中にあった」
後輩たちにもふとした時に思い出してもらい、行動するきっかけになればと、今回の平和学習を企画しました。

女子児童:
「話を聞いて色々なことを想像して、すごくわかることがあった。今まで学習してきたことも思い出したりした」
竹下さんが贈り、受け継がれてきた被爆資料。これからも銭座小に通う子供たちに、被爆者たちの生きた温もり、それを奪う戦争の愚かさを伝え続けます。














