東日本大震災の発生からまもなく14年。宮城県内では、復興も進み外国人観光客の姿も多く見かけるようになりました。ただ、その多くは地震や津波への知識が十分でなくまた「言葉の壁」などによる「災害弱者」でもあります。そんな外国人観光客に「防災」を伝える活動に取り組む小学生がいます。

学校帰りに向かった先は…

宮城県富谷市に住む小学4年生、小高陽彩(おだか・ひいろ)さんです。

この日、学校から帰るとビブスとキャップをかぶりすぐに家族と出かけました。向かった先は、自宅から車でおよそ30分の松島町です。

到着後、何かを見つけ足早に駆け寄る陽彩さん。身に着けたビブスには英語のメッセージが…。