3日、90歳の誕生日を迎えた世界最高齢の女子クロスカントリースキーヤーがいます。去年、大会が中止となった悔しさを胸にことしは2年ぶりのギネス記録の更新に挑みます。

魚津市の佐伯克美さん。3日、90歳になりました。

佐伯克美さん
「歳いっても、こうやってお祝いって言ってもらえるの、幸せ」

ケーキをバクバクと食べる元気な佐伯さんですが、実は現役のクロスカントリースキーヤーです。

全日本マスターズやマスターズワールドカップに出場し完走。

87歳と88歳の時、世界最高齢の女子クロスカントリースキーヤーとしてギネスに認定されています。

佐伯克美さん(2023年8月撮影)
「88(歳)にもなりますと、1日1年衰えて当たり前です。ちょっと上を向いてちょっと努力して、それでやっと昨日と同じきょうです。そしてきょうと同じ明日が来ればいいな」

一日一日努力を積み重ね、去年3月の全日本マスターズで完走し、89歳でギネス記録を更新するのが目標でした。

ところが、雪不足などの影響で大会が中止に。記録更新はお預けとなりました。