“紫外線プール”に18時間以上漬け込んで…

(浦村SeaFarm 浅尾大輔取締役)
「“無菌の水”がここから流れてきます。その中に表面をきれいにしたカキを漬け込む」

水揚げされたカキは必ずこのプールへ。紫外線で殺菌した海水に18時間以上漬けておくと体内の菌や不純物が排出されるのです。これが新鮮で安全な「浦村かき」の秘密。さらに直営のカキ小屋でも。

「生ガキを食べられるにあたって、体調は大丈夫ですか?」

生ガキを注文した人への体調確認や、手袋やまな板の消毒などの感染対策も徹底しています。

(客)
「安心して食べられていいですよね」
「すごく安心。安全においしくいただける」

(浦村SeaFarm 浅尾大輔取締役)
「生産者としてカキを作るだけではなく、安心安全も日々つくっていきたい。ぜひたくさんの人に食べてもらいたい」

旬の味を楽しんでもらう裏側にある懸命な食中毒対策。それでもカキによるノロウイルスの食中毒は、ことし相次いでいます。