九州を中心にスーパーやディスカウントストアを展開する「トライアルホールディングス」が、スーパー大手の「西友」を買収すると発表しました。

5日午後、トライアルホールディングスは、西友と共同で会見を開き、アメリカの投資ファンドが所有する西友の全株式を取得することが決まったと明らかにしました。
買収額はおよそ3800億円で株式の譲渡日は7月1日の予定です。
1974年にリサイクルショップとして福岡市で創業した「トライアル」は、現在、九州を中心にスーパーやディスカウントストアなど343店舗を展開しています。
一方、「西友」は関東を中心に242店舗を展開していて、去年、スーパー「サニー」など九州の69店舗をゆめタウンなどを運営するイズミに売却しています。
トライアルホールディングスは「西友の質の高い人材を有効的に活用し持続的に成長していきたい」と話しています。














