福岡県大牟田市の男子駅伝の強豪校大牟田高校の駅伝部で、ヘッドコーチが別の高校に転職すること受け、部員のほとんどが同じ高校へ転校する意向を示していることが関係者への取材で分かりました。

全国高校男子駅伝で5度の優勝を誇る大牟田市の大牟田高校駅伝部。去年は11年ぶりに準優勝となっていました。

ただ、関係者によりますと、学校側は去年11月、来年度から新しい監督の就任を決定、これを受け、実質的な監督を務めていた赤池健ヘッドコーチは辞意を表明したということです。

その後、赤池ヘッドコーチが鳥取県の鳥取城北高校へ転職が決まると、部員19人のうち、18人が赤池コーチの指導を望み、同じ高校への転校を希望しているということです。

RKBの取材に対し大牟田高校は「転校の理由について現在、保護者に確認をしている」としたうえで、「今までの流れが続くよう、精いっぱい努力したつもり。そうならなかったことは残念でしかたない」と話しました。