岩手県大船渡市の山林火災の現場に静岡市消防局の隊員が支援に向かいます。派遣される4人の隊員が3月6日の出発を前に難波市長に報告しました。

3月5日で発生から1週間となった岩手県大船渡市の山火事。現場では現在も消火活動が続いています。

<静岡市消防局警防部警防課 河田篤航空担当課長>
「消防庁から岩手県大船渡市林野火災に対する出動要請があり、大船渡市に向け静岡市を出発します」

静岡市消防局は総務省消防庁からを依頼を受け、3月6日、静岡市消防航空隊に所属する隊員4人を大船渡市に派遣します。6日午前0時に出発するのを前に、難波市長に報告しました。

<静岡市難波喬司市長>
「慣れない場所での活動になるので安全に十分注意をして。その一方で地元の期待は非常に高いと思うので、しっかり貢献していただければと思います」

現場では、緊急消防援助隊の「航空後方支援小隊」として、放水するヘリコプターへの水の補給や離着陸する際の安全確認などを行うということです。

<静岡市消防局警防部警防課航空隊 塩原政樹副隊長>
「1日でも早く通常の生活に戻れるよう、我々としては安全を確保しつつサポートしていきたいと思います」

活動は、3月10日までの予定です。