そのビデオ通話の中で「保釈許可決定」などと書かれた書類の画像を送られ、刑事や検察官を名乗る男らから振り込みを要求されます。
「保証金は9370万円になる」
「資産に不正収益がないか紙幣調査をする必要があるため株や保険もすべて売却して振り込め」
女性は12月30日までの半月で、31回にわたり合計9804万円を振り込んでしまいました。県内では過去最高の特殊詐欺被害額です。
その後、女性が家族に相談し、警察に届け出を提出したことで今回の被害が発覚しました。
警察は警察や検察が資金調査のために現金の振り込みを指示したりビデオ通話で取り調べをすることはないとして注意を呼び掛けています。