高知県警は2025年度の組織改正と幹部職員を対象とした人事異動を発表しました。今回は152人が対象で、3月25日に発令されます。

県警は匿名・流動型犯罪グループの対策などを強化するため、2025年度、組織犯罪対策課と捜査第二課を所管する刑事部組織犯罪対策参事官を新設。高度で専門的な捜査指揮系統を構築するとしています。また、2026年度に開かれる国民文化祭などに向けて準備を行うため、警衛対策課をおよそ20人体制で新設するということです。このほか、「人身安全対策課」と「少年課」を統合し、「人身安全・少年課」を新設。児童虐待などの事案に対し一元的な対応を図るとしています。

主な異動です。警務部参事官兼首席監察官に中澤誠(なかざわ・まこと)氏、生活安全部長に竹内雄一(たけうち・ゆういち)氏、刑事部長に笹雅人(ささ・まさと)氏。

交通部長に森成人(もり・しげと)氏、警備部長に中野自書(なかの・よりふみ)氏。

高知警察署長に肥本裕二(ひもと・ゆうじ)氏、高知南警察署長に小笠原英雄(おがさわら・ひでお)氏、高知東警察署長に山本聡(やまもと・さとし)氏、南国警察署長に石本貴裕(いしもと・たかひろ)氏。

中村警察署長に湯城武(ゆうき・たけし)氏、安芸警察署長に永田誠二(ながた・せいじ)氏、土佐警察署長に近森正裕(ちかもり・まさひろ)氏となっています。