静岡県が浜松市に計画する新たな野球場について、3月4日、県議会で相次いで指摘されました。最大会派の県議は議論の進め方などを問題視しました。
<自民改革会議 宮沢正美県議>
「いつまで経っても平行線のままで結論が出ないという風に私は心配しています」
3月4日の静岡県議会2月定例会で最大会派の議員が指摘したのは、県が浜松市に計画する新たな野球場についてです。
県は浜松市の遠州灘海浜公園篠原地区に野球場の建設を計画していますが、議論が長期化していて、構造や規模については絞り込めていません。
県と浜松市は1月、球場の規模や費用負担を検討するため新たな協議会を設立し、初会合を開きました。
この協議会について、浜松市中央区(旧浜松市北区)選出の県議はー
<自民改革会議 鈴木利幸県議>
「県と浜松市の関係者のみで構成されており、県西部の市長や野球関係者が含まれておりません。このようなメンバーで協議を進めた場合、県民が利用しやすい県西部の拠点となる新野球場が本当にうまくいくのか不安になりました」
<県交通基盤部 森本哲生部長>
「今後、周辺自治体や野球関係団体などから意見を丁寧に伺いながら、利用しやすい野球場となるよう慎重に検討を進めていきます」
また、県は球場の規模や費用負担などの案を取りまとめるには「一定の時間が必要」などと説明しました。














