東日本大震災を教訓に災害を想定した訓練です。仙台河川国道事務所や県建設業協会などが連携した災害発生時の応急対応訓練が、4日に宮城県亘理町で行われました。

宮城県亘理町で行われた訓練には、仙台河川国道事務所や県建設業協会などから約40人が参加しました。訓練は、大地震の発生などを想定し、がれきに埋まった人を重機を使って救助したり、陥没した道路を復旧したりする作業などが行われました。

また、現場とWEB会議で結んだりドローンを飛ばしたりして、対策本部と情報を共有する手順も確認しました。

県建設業協会 西村博英専務理事:
「大変重要な有意義のある訓練だった。各機関もリアルタイムで現場を見ながら指示を出していけるので、こういったものは、いろんな形で生きていくんだろうなと」

4日の訓練は、災害時に優先して復旧する道路を定めた東北道路啓開計画が、2024年12月に策定されたのを受けたものです。今後も関係機関と連携して訓練を行うということです。