大分県内で唯一の林業科がある日田市の高校で、チェーンソーを使って立体作品を制作する特別授業が行われました。

日田市の日田林工高校を訪れたのは熊本在住のチェーンソーアーティスト、田中章さんです。4日、高校では林業科の2年生、16人が参加してチェーンソーアートを制作する特別授業が行われました。

授業では田中さんが講師となり、高さ1.5メートルの大きな丸太から、大小2機のチェーンソーを使ってフクロウの立体造形を作っていきました。

このあ、、生徒はチェーンソーを使った作業を体験し、戸惑いながらも真剣な表情で取り組んでいました。

(生徒)「1本の木からフクロウを仕上げるという作業が素晴らしかったです」「生活する中では無い経験だったので体験できて良かったです」

(チェーンソーアーティスト・田中章さん)「もともと人間と木というのは相性がすごく良いと思うし、何かを感じてもらえたらありがたい」

高校ではこうした授業を通じて様々な技術を身につけ将来に役立ててもらいたいとしています。